認知症が原因のゴミ屋敷の対策方法とは!?
2017年11月21日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ
平群町で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
最近、社会問題となっているゴミ屋敷は、実は、住人の方の認知症が原因で発生してしまうケースがあります。
認知症というのは、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたために起きる病気です。
生活に支障をきたすような、様々な症状がみられます。
その症状の1つが「収集癖」です。この収集癖により、物を集めてしまったり、拾ってきてしまったりして、結果的にゴミ屋敷を作ってしまいます。
では、いったいどうやって、認知症に起こる収集癖を対策すればよいのでしょうか。
・問題を解決する前に、現状を知ろう!!
まずは、収集癖がついてしまった方の現状について把握しましょう。
収集癖がついてしまったのは、大切な物や人を失った喪失感を埋めるためだと考えられています。
つまり、寂しい気持ちを紛らわすために、物を集めてしまったり、拾ってきてしまったりしているのです。
しかし、寂しい気持ちを紛らわせるためにゴミを集めると、周りの人が近寄らなくなりますよね。
そして、さらに、寂しい気持ちになり、ゴミをまた集めるという悪循環に陥ってしまうのです。
・認知症に起こる収集癖の対策方法とは!?
この収集癖を否定するのはNG行為になります。
寂しい気持ちを紛らわすために、一見役に立たないものを集めているのです。そのため、本人にとっては「大切な物」であることを理解してください。
また、寂しいという気持ちが収集癖につながっているので、家族の時間を増やすことは非常に効果的です。
本人の話に耳を傾けて、コミュニケーションの時間を増やしましょう。散歩に同行してみるのも良いかもしれません。
そして、専門医に治療について相談するのも解決方法として挙げられます。やはり、認知症はとても難しい分野なので、専門医からのアドバイスをもとに収集癖にアプローチしたほうが良いでしょう。
いかがでしょうか。
収集癖がついてしまったのは、寂しい気持ちを紛らわすためです。客観的に見て役に立たない物でも、本人にとっては「大切な物」だということをまず理解してください。
そして、本人の話に耳を傾けて、コミュニケーションの時間を増やすと、収集癖だけでなく、他の認知症の症状も緩和できるかもしれません。
ゴミ屋敷で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
平群町で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ
https://www.youtube.com/watch?v=odKdE33PSVI&feature=youtu.be