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「ホーディング」が原因で、ゴミ屋敷が生まれる!?治療方法は?

奈良市で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。

 

ホーディングというのは、生活が困難になるほど物を集めてしまう病気のことです。

自分の意思に反して、不安・不快な考えが浮かんでしまって、そのような考えをなくそうと「物を集める」という行為を何度も繰り返します。

 

そしてホーディングの人は、多くの人が「役に立たない」と思うようなものを大量に集めるにも関わらず、それを捨てません。結果的に、物を溜め込んでしまい、「ゴミ屋敷」が生まれるのです。
では、ホーディングの治療方法にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。

 

・理解する姿勢が非常に大切

冒頭で触れた通り、ホーディングは、不安・不快な考えが浮かんでしまって、そのような考えをなくそうと無意味な行為を何度も繰り返してしまう「強迫性障害」の一種です。
ただ、ホーディングの人は、他のタイプの強迫性障害に比べて、「自分の症状が病気である」という認識が低くなっています。そのため、自ら受診するようなケースは非常に少ないです。

 

そんな彼らに有効なのは、「認知行動療法」になります。
認知行動療法というのは、現実の受け取り方(認知)に働きかけて、心のストレスを軽くしていく療法です。認知には、何か出来事があったときに、瞬間的に浮かぶ考えやイメージがあります。これを「自動思考」というのですが、この自動思考に対するアプローチが認知行動療法なのです。

 

その際には、本人の話に耳を傾けて、しっかりとコミュニケーションをとることが重要になります。周囲の人間だけでなく、彼ら自身も苦しんでいます。排除するのではなく、理解する姿勢で問題を解決しなければなりません。

 

いかがでしょうか。

ホーディングの人は、不安・不快な考えをなくすために「物を集める」という行為を繰り返し行っています。

つまり、「彼ら」ではなく「彼らの考え方」が悪いのです。本人の話に耳を傾けて、理解する姿勢でコミュニケーションをとってみてください。

 

奈良市で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ
https://www.youtube.com/watch?v=odKdE33PSVI&feature=youtu.be