粗大ゴミとは?定められている特徴を具体的なものを挙げて
2019年2月12日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ,奈良県吉野町
吉野町で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
私達が生活をするという事は、原料を買ってきてそれを使ったり消費したりしてものの消費を行う過程を含んでいます。
忘れてはならない事に、原料の全てを消費する事は出来ないという事です。
食べ物の材料を買ってきて料理をした後に食事をする際にも必ずゴミがでます。
また、食べ残しなども残飯としてゴミとして出されます。
また、私達が使っている家財もいつかは老朽化してゴミとして廃棄されます。
この様に私達の生活は、生活の中に材料や原料が入るという面と、ゴミや廃棄物が私達の生活の中から出ていくという面を併せ持っています。
この様な面を比喩して動脈と静脈と呼ばれたりします。
特に廃棄物やゴミが関わる産業の事を静脈産業と呼んでいます。
この様な静脈産業は、ゴミの回収とその処分を行うという機能を持っています。
この様な廃棄物の処理については、出てくるゴミの性質に依って取り扱い方が異なってきます。
大きさの面からの分類では、ゴミは通常家庭から出るような大きさの小さな一般ゴミと粗大ゴミに分ける事ができます。
粗大ゴミとは、最終処分を行う前に大きさを小さくしたり破壊しなければならい廃棄物の事です。
具体例を挙げると、家具は家庭から出る典型的なものですが、これに加えて自転車や布団などの大きな物体や小さくても直接燃やす事が出来ない家電製品など、処分の前に砕かなくてはならないものも含みます。
粗大ゴミを処分したい場合には予め所轄の自治体に申込みをした上で回収してもらうのが一般的です。
この大きさでの分類というのが今ひとつわかりにくい感じがしますが、実際にはそう難しくはありません。
分類の方法は、各自治体指定のゴミ袋に入れた後に口を閉じて結んだ状態で片手で持ち上げても袋が破れなければ、通常の燃えるごみや燃えないごみ(燃やせないごみ)となりますし、そうでなければ粗大ゴミです。
この分類方法で言えば、炊飯器やオーディオ・ビデオデッキやオーブントースター等などは通常の燃えないゴミと分類する事ができます。
この様な粗大ゴミは、まずは破壊するための専用施設に運ばれ細かく砕かれ、鉄分などの有用物を回収した後に燃やせるものは焼却処分され、燃やせないものは最終処分場に埋め立てられます。
しかし、この様な社会システムがあるからと言ってゴミを出していいという訳ではありません。
ゴミを出せば出すほど焼却場で焼却されるゴミや最終処分場に捨てられるゴミが増えます。焼却場の処理能力は限られていますしコストもかかります。
また、最終処分場は住民運動などがありその建設数を増やす事は殆どできなくなってきています。静脈とはよく言ったもので、出したものはまた戻ってきます。
吉野町で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ