遺品整理に関するトラブルの事例として多いものは?
2019年5月5日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ,奈良県天理市
天理市で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
遺品整理のトラブルの事例として最も多いのが、「高額な追加料金を請求された」「処分しない予定の遺品が処分された」の2つで、独立行政法人国民生活センターが毎年行っている相談件数の調査でも毎回上位を占めています。
高額な追加料金を請求された例では、遺品整理事業者と契約を締結する際に提示されるのはあくまでも一定の範囲内のパッケージ料金で、点数が増えたり時間が経過すると追加料金が発生することがありますが、それを事前に詳しく説明していなかったり意思疎通に齟齬がありトラブルになることがあります。
遺品整理業界は2000年代に入ってから事業者が急増している成長産業で、厳しい競争の中に晒されています。
そこで限られた顧客の囲い込みを図るために最初のパッケージ料金の単価を低く見せて契約を締結し、後から追加料金で収益を上げようとするケースも散見されます。
このようなトラブルを回避するためには事前にしっかりと利用規約や料金体系を確認したり、スタッフに疑問や不安を何でも相談して納得してから契約を締結することが大切です。
もうひとつのトラブルである処分しない予定の遺品が処分された例では、こちらも意思疎通の齟齬が主な原因で残しておきたいものと処分するものを明確に伝えられずに業者の側で処分されてしまうケースがあります。
このようなトラブルを回避するには、まずは自身でどうしたいのかをはっきりさせてからスタッフに処分するのか否かを明確に伝えることが大切です。
しかし、一部にはそれでも残しておきたいと指定した遺品を、勝手に持ち出すという悪質な業者も残念ながら存在していた例があります。
高価な貴金属やブランド品、家電製品やゴルフクラブなど転売すれば一定の価値を持つようなものが、大変な作業の混乱に紛れて処分すると言う名目で勝手に持ち出されて転売されるというものです。
このようなトラブルを回避するには、信頼できる遺品整理事業者を選ぶことが重要になります。
ひとつの指針となるのが、有資格者が在籍しているのかどうかがポイントです。
遺品整理業界では健全化を目指して一般社団法人遺品整理士認定協会を設立し、法令を遵守するのはもちろんのこと供養という観点からの遺品の取り扱いを学び、利用者の側に寄り添った質の高いサービスの提供を目指しています。
最後にまとめると、遺品整理にまつわるトラブルを回避するためには事前にプランや料金の詳しい説明をしてくれるだけではなく利用者から何でも相談できるのに加えて、遺品整理士の有資格者が在籍している業者に依頼すれば安心です。
天理市で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ