不用品回収、掃除のプロが教える!掃除に重曹・クエン酸が効果的な理由
2017年12月31日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ,奈良県野迫川村
野迫川村で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
今回はトイレ掃除には重曹・クエン酸を使用することがオススメな理由についてご紹介します。
汚れは、汚れの性質と反対の性質を持つもので中和し、分解することで落とすことができます。
トイレに発生する黒カビやぬめり、黄ばみや黒ずみなどは、【酸性】と【アルカリ性】の物質が混ざった複合汚れのため、【弱アルカリ性】の重曹と【酸性】のクエン酸を併用することで、効果的に汚れを分解することができます。
・重曹が効果的な酸性汚れ
便器やタンク内の黒カビやぬめりなどの酸性汚れには、弱アルカリ性の重曹が効果的です。
重曹には黒カビに含まれるタンパク質を分解する作用や、細かい粒子で傷を付けずに汚れを削り落とす研磨作用があります。
また、アンモニア臭や腐敗臭の元となる物質を、中和することで臭いを消す消臭効果もあるため、トイレ掃除にはおすすめの洗剤です。
・クエン酸が効果的なアルカリ性汚れ
水垢や尿石などのアルカリ性の汚れには、酸性のクエン酸が効果的です。
尿石は、便器に付着した尿が菌によってアンモニアに分解され、水に溶けないカルシウムと混じって蓄積したものです。
尿石を放っておくと菌の増殖や悪臭の原因となるため、クエン酸で科学反応を起こして落とす必要があります。
重曹と混ぜて使うと炭酸ガスが発生し、気泡が汚れに吸着して落ちやすくなるため、便器内の頑固な汚れには合わせて使用するのが良いでしょう。
重曹の消臭効果と、クエン酸の除菌・抗菌効果で気になる汚れや臭いをスッキリ落とすことができます。
・注意
クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると有毒ガスが発生し大変危険です!
絶対に混ぜて使用しないでください。
・重曹、クエン酸の使い方
重曹、クエン酸ともに、掃除する個所や汚れに合わせて粉のまま、または水と混ぜてスプレーにして使用します。
タンクを掃除する場合は、重曹1カップ(120g)程を使用するため、200g以上準備できると良いでしょう。
トイレ掃除に重曹を使用する時は、均等に汚れに吹き付けられるよう、スプレーにして使うのがおすすめ。
1.重曹スプレーを作る
40℃くらいのぬるま湯と重曹を混ぜて、100円ショップなどで購入できるスプレーボトルに入れて使用します。 重曹の分量はお湯200mlに対して大さじ1杯程度です。
スプレーの蓋をしっかり閉めてよく振り十分に中身を混ぜてください。
2.クエン酸スプレーを作る
200mlの水にクエン酸を小さじ1杯程度溶かして、スプレーボトルに入れます。
クエン酸は重曹と違って水に溶けやすいので、汚れ具合に合わせてクエン酸の分量を多くするなど調整してください。
・まとめ
今回はトイレ掃除に重曹・クエン酸を使用する方法についてご紹介致しました。
ぜひ試してみて下さい。
野迫川村で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ
https://www.youtube.com/watch?v=odKdE33PSVI&feature=youtu.be