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遺品整理の目的って何?知っておきたい基礎知識を解説


上北山村で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。

遺品整理を廃品回収と同じように考えている人も中にはいるかもしれませんが、一部重なる部分もあることは否定しないものの、両者は目的が大きく異なります。

そもそも遺品整理とは何なのか、どういう目的をもってどのように行われるのかを説明しましょう。

遺品整理というのは読んで字のごとくですが、故人が持っていたもの、つまり遺品を残された家族や親族のために整理することです。

ここで重要なことは、遺品とは決して全てが全て不用品ではないということです。

少し考えれば分かることでしょうが、遺品の中には残された家族や親戚などとの思い出の品がたくさんあるはずです。

そのような思い出の品というのはおいそれとは捨てられないでしょう。

故人を偲ぶという意味でもしっかりと取っておきたいと思うはずです。

このように、不用なものと、思い出の品物として取っておきたいものとをしっかりと区別して整理するという意味合いがあります。
なお、思い出の品物に関しては、実は全く正反対と言ってもよい意味が含まれることもありますので留意しておきましょう。

というのも、残された遺品は、ある意味では全てが思い出の品物かもしれないからです。

家族が遺品を整理しようとしても、残しておきたいと思う品物があまりにも多すぎて収拾がつかなくなるとか、あるいは一つ一つの品物に一杯思い出が詰まっていて手に取るごとにそのことが思い返され、整理など到底手に付かなくなってしまうということも十分にあり得ます。

このようなケースはごく普通にあることですが、この場合に遺品整理とは思い出の品物を取っておくことではなくて、これからの自分たちの人生を前向きに生きていくためにも思い切って捨てるものは捨ててしまうという意味も含んでいるわけです。
また別の重要な意味合いとして、思い出の品物とは少し異なるものの、他の意味で貴重なもの、捨ててはいけないものをより分けるという意味もあります。

極めて分かりやすいものとしては例えば現金とか貴金属類などが挙げられます。

このようなものは誰でも見落としてしまうことは少ないでしょうが、場合によっては遺言書とか、遺産相続に関わるような文書などが遺品の中に含まれていることもあり、後々のトラブルを避けるためにも他の不用品としっかりより分けることが重要な目的の一つになります。
もちろん、不用なものを処分するという意味合いも含まれていることは間違いありません。

故人が一人暮らしをしていたような場合とか、縁遠い暮らしをしていたような場合はとくに、残された人にとっては捨ててしまって構わないものも多くなることでしょう。

上北山村で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ