粗大ゴミを処理する際に役立つ知識、一般廃棄物と家庭廃棄物について
2018年2月23日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ,奈良県平群町
平群町で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
大掃除や部屋の整理を行った後は、不用品として処分するものが多く出ることかと思います。中には粗大ゴミもあるかもしれません。処分の方法にはいくつかありますが、ほとんどの場合、皆さん廃棄を選択されることでしょう。
しかしながら、処分しようとする物品の中には捨てた経験があまりない物も含まれているかもしれません。正しく処理を行っていただくために、今回は一般廃棄物と家庭廃棄物の分類をご紹介します。
◎一般廃棄物
廃棄物には一般廃棄物と産業廃棄物に大別されますが、ご家庭から出るものは一般廃棄物に該当します。一般廃棄物は大きく分けて、家庭廃棄物・事業系一般廃棄物・し尿、の三種類があります。
事業系一般廃棄物はさらに可燃ごみと粗大ごみの二つに分けられます。し尿とは排泄物にかかわる廃棄物で、汚泥およびお手洗いに流した紙を指します。なお、汲み取り式のお手洗いもしくは浄化槽を利用している場合にのみ当てはまりますので、現在広く普及している水洗式をお使いの場合は関係のない話です。
◎家庭廃棄物の分類
一般廃棄物の一種である家庭廃棄物は以下のように7つに分類されます。
◦可燃ごみ:基本的に週二回の回収がされています。可燃しても問題のない廃棄物が含まれます。具体例としては、残飯や賞味期限切れの食品などの生ごみ・紙くず・木のくず・天然素材の衣類などです。
◦不燃ごみ:ガラス類・陶器類・磁器類といった燃焼しないものや、プラスチック類などの燃焼に伴って有害物質が発生するために燃焼してはいけないとされているものが含まれます。
◦粗大ごみ:棚などの大型家具・家電四品目を除く大型家電・自転車、といった通常の収集では大きすぎて対応が難しいものが含まれています。
◦家電四品目:洗濯機・エアコン・テレビ・冷蔵庫の家電四品目につきましては粗大ごみとしてではなく、家電リサイクル法に則って処分することになります。
◦小型家電:パソコンおよび周辺機器・ゲーム機器類・炊飯器・電子レンジなど、家電四品目以外の大型ではない家電製品は小型家電リサイクル法に基づいて処分することになります。
◦自動車:自動車もリサイクル品として定められています。使用済自動車の再資源化等に関する法律に則って廃棄することになります。
◦有害ごみ:廃棄物の中には乾電池・蛍光灯・体温計といった有害物質が含まれているものがあります。有害物質の漏出を防ぐために、特別な処理で廃棄する必要があります。
◎最後に
不用品を廃棄するにおいても以上のように細かく分別する必要があります。改めてどれに当てはまるのかを確認して、正しく廃棄するように心がけましょう。
平群町で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ
https://www.youtube.com/watch?v=odKdE33PSVI&feature=youtu.be